お道について
初代会長様は「このお道の信仰は、宗教だ信心だというものではない。皆さんは天理教という宗教だと思っている様だが、お道は人間の道を説いているのです。宗教というのであれば、好きだから信仰させて頂こう、嫌いだから私はきかないという事になるけれども、魂の善因縁によって、神様の方からきかせて下さるのだから、このお道が耳に入ったら、一代命のある限りという信仰であって、10年通ったからここらで一服、20年経ったからもうやめさせて頂こうという様なそんな軽いものではない」と、繰り返しておっしゃいました。 唯今は、人間の正しい道を教えられることは全くないと言っても過言ではありません。そればかりではありません。人間が人間らしく通れなくなっております。初代会長様は、「この道の信仰は、歳をとった方にもきいて頂いて来世のたすかりとして頂くが、むしろ若い方にきいてもらいたい。これから社会に立って不安と焦燥の中に長い人生の道を迷走して走り続けてゆく若者を見ると、可愛そうで私はじっとしておられない。だから頼む様に拝む様にして、お話をきいてもらっているんだよ」とおっしゃいました。 お教え頂いた初代会長様の尊いお話を全部実行という事は不可能ですけれども、その中の1つでも2つでも日常生活の中に、また社会生活の中に使わせて頂いたなら、必ず結構な道が先へいって待っております。 元来この信仰は、今日聞いて3日も経ったら何もかも助かってしまうという様なとったかみたかのものではありません。しかしながら、この道を通らせて頂いたならば間違いなく先へいって助かって参ります。 これは間違いのない道でございます。お道の信仰とはそうゆうものです。
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